【限定公開④】「スーパー乗るだけセット®」会報(Vol.39 / 2014年1月号)

本サイトをご覧になっていただいている皆様、こんにちは。

(有)西自動車商会 企画室 照屋です。

弊社 津嘉山 の「スーパー乗るだけセット®」メンバーさんへのメッセージ限定公開

今回は第4弾。

2014年1月にお送りしたメッセージとなっております。

 

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「スーパー乗るだけセットメンバー」の皆さん、こんにちは、津嘉山です。

新年あけましておめでとうございます。と書いていますが、あっという間に24日

で今月も残りあと1週間となりました。

来月こそはもう少し早めに発行したいと考えています。

実績報告、期限厳守で宜しくお願いします。

さて、今回会報で私が皆様にお伝えしたい事は「異業種から学ぶ」と言う事です。

私が「盛和塾」で稲盛哲学を学んでいる事は既に皆様ご存知の事と思います。

その「盛和塾東京」のメンバーに「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」最近は「俺の割烹」「俺の焼肉」などを展開している「俺の株式会社」坂本社長がいらっしゃいます。元々、坂本社長は古本の全国FC「ブックオフ」を創業した有名な社長さんです。盛和塾での発表や機関誌で取り上げられた内容を読んで、発想の転換と言うか、感性などは天賦の才を持っていらっしゃると感じますし、稲盛塾長曰く

「商売の天才」と言わしめていました。

今回の「俺の」で快進撃を続けている坂本社長ですが、飲食の経験は無く、素人

からのチャレンジでした。1度だけ名刺交換して少しお話ししたのは、震災3ヶ月後の2011年6月の「盛和塾福島の開塾式」でした。当時はまだ東京銀座で焼き鳥屋を始めたと仰っていました。あれから僅か2年半くらいで素晴らしい展開です。

坂本社長は飲食業を研究した時に流行っているのは「立ち飲み屋」と「ミシュランの星を獲得しているレストラン」の両極端な店だと気が付いたそうです。

私ならどの形態で勝負するか?薄利でお客様が多い「立ち飲み屋」にするか?

考えるところですが、坂本社長は両方を融合させた店を創りました。

腕利きのシェフの「遣り甲斐」という悩みを「立ち飲み屋」と言う形態でお客様の回転数を上げれば、安く提供しても成り立つ。と試算し、開業しました。

飲食店では原価3割以内が常識ですが、1日にお客様が4回転すれば原価8割でも利益が出せると計算し、結果は爆発的に大成功です。一流の素材で一流の腕を持ってシェフが料理した最高の食事を安価で食べられると連日、長蛇の列で大盛況です。

しかも場所は銀座です(多分、銀座の少し外れの方です)。

「俺の株式会社」については、皆さんそれぞれいろいろと検索して欲しいのですが

この事例から我々の業界で、あるいは私達メンバーで何か参考になる事は無いか?

単純に考えると「圧倒的な価格破壊」です。そして「本物の素材」を「一流の職人」が料理した食事を安価で提供する訳ですから、繁盛するのは当たり前です。

しかし、普通はそれでは繁盛しても儲からないのですが、圧倒的なお客様の数で

利益を出している訳です。美味しくて安いのだからお客様は「長居」したいはずですが、立ち飲み・立ち食いなので食べ飲み終わったらすぐに帰ると言う仕組みです。

「回転数」で勝負と考えると安売り車検で台数をこなして利益を出すと言う事になりますが、現場は大変だろうと思います(「俺の」の場合は高額な料理は売りにくいので創りたい料理を創れないと言うジレンマがあった)。

車検でこの事例を考えると私の貧困な発想では「立会い車検」でメカニックをチーム制にして、1人で4時間1台の車検を3人で4時間4台車検を終わらせる、連携と効率化による「回転数」を上げることかなと思います。

車検以外では皆様がそれぞれで考えてみてください(発想が大事です)。

 

次に私が「リッツカールトンホテル」から取り入れた事例としては、インカムです。

もうすぐ10年になると思いますが、リッツに初めて宿泊した際にタクシーで到着した私にドアマンが声を掛けてきました「本日はご宿泊ですか?お食事ですか?」

「宿泊です」「お名前は」「津嘉山です」そのやり取りをした10秒後に自動ドアから中に入った瞬間、ホールにいたホテルスタッフさんが「津嘉山様、いらっしゃいませ」と声を掛けてきました。直ぐにフロントに案内してもらいチェックインの手続きをしているとフロントの女性との会話で「沖縄から来たが、大阪の方が暑いね」と話しました。手続き後、ポーターが荷物を持って部屋に案内してくれたのですが、部屋に着いた途端に「津嘉山様、今ですと冷たいお水かオレンジジュースなら直ぐに用意出来ますが如何ですか?」と話してきました。驚きましたが、オレンジジュースをお願いして、暑さで喉が渇いていたのでとても嬉しく感じました。

少しして、何故あのポーターは私に声を掛けたのか?良く考えてみるとエレベーターを待っている際に小声でぼそぼそと何か会話していました。それが多分、フロントの女性からインカムで「飲み物をお出しして」という連絡だったのだろうと理解しました。交わした会話をいち早く別のスタッフに告げて、お客様に心のこもったサービスを提供するという素晴らしい体験をしました。この大阪出張の後、直ぐに

沖縄でインカムを扱っている会社を探し、最初は9個導入しました。使い方に関して数回のミーティングを重ねて、より満足いただける為に、より効率よく仕事する為にどう利用するか?を考えて活用しました。いまでは弊社の事務・フロント・営業スタッフは殆どインカムを利用しています。

急な対応や飛び込み来店のお客様対応にこのインカムは大いに役立ち、駐車場と

事務所のやり取りがスムーズになり、お客様の評価もとても上がりました。

これも異業者から学び、取り入れて成功した事例です。

余談ですがリッツは部屋からフロントに電話して煙草の自販機の場所を聞いた所、銘柄を聞かれて、部屋にお持ちすると言って頂き、すごく感動しました。

数々のホテルで夜、部屋から煙草の自販機の場所を聞きましたが、私は買い置きしないタイプだったので夜、部屋で煙草が切れるとパジャマからスーツに着替えて自販機に買いに行く事が度々ありました。

面倒くさいと思いながらも仕方なく買いに行っていましたが、リッツの対応は感激し、部屋に設置してあった、支配人宛の手紙にこの事を書きました。

3ヶ月くらい経過し、忘れたころに英字で総支配人と言う外国の方から手紙が届きました。そんな気持ち良い経験をしたリッツに次回私が宿泊し、部屋から「煙草の自販機はどこですか?」と聞くと「津嘉山様はマイルドセブンでよろしいですか?」と返事をしてくれるホテルだろうと思います(今はもう私は煙草は吸いませんが)。

弊社でもお客様にお飲物をお出しする際に、注文されたお飲物をPCに打ち込んで次回の来店時に「〇○様はアイスコーヒーでよろしかったですか?」と聞いて

好みまで理解している店とプチサプライズになる様にしたいです。

 

また、皆様に愛されて利用して頂いている「スーパー乗るだけセット」も実はマクドナルドの「バリューセット」の物まねです。

ハンバーガーとポテトと飲み物をセットにすることで、単品より安い。

この発想で「車とメンテナンスと税金を込みで安くする」という表現になりました。

実際は税金を値引き出来る訳では無いですが、とにかくセットにして安くなることを理解してもらいたかった訳です。

また、「スーパー乗るだけセット」としてネーミングする以前は会社内でもお客様にも「バリューセット」と呼んでいました。

現在ではそのポスターも販促グッズの1つですが、「分かり易い」と言って頂けて

嬉しいです。これも異業種をヒントに発想するという実例です。

皆様も業界外からヒントを得て、豊かな発想でお客様にインパクトを与え、同業者との差別化を図れる何かを探してください。

改めて、本年も宜しくお願いします。

 

 (有)西自動車商会

代表取締役 津嘉山 修

 

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このメッセージが少しでも全国の整備工場様のお役に立てれば幸いです。

まずは資料をご覧ください!